C#プチリファレンス

OpenFileDialog（開くダイアログ）

OpenFileDialogはファイルを開く時に表示されるダイアログ画面です。

関連項目：ファイル読込み

「ファイルを開く」ダイアログでファイルを選択する

例）ダイアログを表示して選択されたファイルパスを取得する
using System.Windows.Forms;

//オープンファイルダイアログを生成する
OpenFileDialog op = new OpenFileDialog();
op.Title = "ファイルを開く";
op.InitialDirectory = @"C:\";
op.FileName = @"hoge.txt";
op.Filter = "テキストファイル(*.txt;*.text)|*.txt;*.text|すべてのファイル(*.*)|*.*";
op.FilterIndex = 1;

//オープンファイルダイアログを表示する
DialogResult result = op.ShowDialog();

if (result == DialogResult.OK)
{
  //「開く」ボタンが選択された時の処理
  string fileName = op.FileName;  //こんな感じで選択されたファイルのパスが取得できる
}
else if (result == DialogResult.Cancel)
{
  //「キャンセル」ボタンまたは「×」ボタンが選択された時の処理
}

【上記ソースで生成されるダイアログ】
OpenFileDialog

OpenFileDialogのプロパティ

OpenFileDialogのプロパティには以下のようなものがあります。

【OpenFileDialogのプロパティ】
プロパティ意味例
Titleダイアログのタイトルを指定する
（指定しないと「開く」）		op.Title = "ファイルを開く";
InitialDirectory初期表示時のディレクトリを指定するop.InitialDirectory = @"C:\";
FileNameファイル名を指定、取得するop.FileName = @"hoge.txt";
Filter選択できるファイルの種類を指定するop.Filter = "テキストファイル(*.txt;*.text)|*.txt;*.text|すべてのファイル(*.*)|*.*";
FilterIndexFilterで指定した種類のデフォルト表示を指定するop.FilterIndex = 1;
Multiselect複数ファイル選択の可否を指定する
true：可能
false：不可（デフォルト）		op.Multiselect = true;
FileNames複数ファイル名を指定、取得するstring[] fn = op.FileNames;
ShowHelpヘルプ表示をするしないを指定するop.ShowHelp = true;

※例にある op はOpenFileDialogのインスタンスです。

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